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ロコモにならない生活の工夫とコツ

執筆者:カラダヴィンチ編集部
公開日:2017/12/11 更新日:2017/12/12
ロコモにならない生活の工夫とコツ

ロコモ(ロコモティブ症候群/廃用症候群)になる原因は、主に低活動の生活です。家にこもったままで、体を動かさない生活を送っていると心身機能が低下します。ロコモになりやすい生活とはどのようなものかを考え、ロコモにならないようにするにはどうしたらよいか考えていきましょう。

目次

  • 1 ロコモになるケースとは
  • 2 生活環境の変化などによって行動目的や意欲がなくなり体を動かす機会が減る
  • 3 病気や怪我になり、長期間安静後に生じる
  • 4 周囲の人間のサポートが厚く、本人が動かなくてもいい状況を作り上げてしまった
  • 5 「転倒したら骨折してしまう」と大事にしすぎて体を動かさない

ロコモになるケースとは

介護が必要となる原因の一つにロコモがあります。
ロコモは、体を動かさない生活を送ることにより、活動機会が減り、心身機能が低下し、歩きにくい、動きにくいなどの状態になることです。

ロコモになるケース

  • 生活環境の変化などによって行動目的や意欲がなくなり体を動かす機会が減るケース
  • 病気や怪我になり、長期間安静後に生じるケース
  • 周囲の人間のサポートが厚く、本人が動かなくてもいい状況を作り上げてしまったケース 
  • 「転倒したら骨折してしまう」と大事にしすぎて体を動かさないケース など

生活環境の変化などによって行動目的や意欲がなくなり体を動かす機会が減る

長年親しんできた生活環境に変化が生じ、仕事や家庭での役割が急になくなってしまうと、何をしてよいかわからず、家にこもりがちとなる場合があります。

それまで、自分の人生において大部分を占めていた役割がなくなるのですから、心にぽっかりと穴が開いてしまう感覚に陥るのも無理はありません。
心にぽっかり開いてしまった穴を埋めるには、新しい趣味や楽しみを見つけることが効果的なのですが、高齢となってから新しいことにチャレンジするのは、なかなか大変なことです。

若いうちから自分の興味や関心はどこに向いているのかを把握し「こんなことがしてみたい」と目標を持つことや、人生後半の計画を立てておくとよいでしょう。

何をしてよいかわからないときは、家族や友人とともに出かけて、自分の関心を高まることを探してみることもひとつの手段です。

病気や怪我になり、長期間安静後に生じる

高齢になると体力や筋力、バランス能力、免疫機能も低下し、病気や怪我のリスクが高まります。
病気や怪我をした直後は、体力の回復や患部の治癒のために安静にすることが大切ですが、ある程度回復してきたら元の生活に戻れるように体を動かすことが重要です。

特に高齢者は安静にしていると、たった数日で大幅に筋力が低下してしまいます。

安静期間が長いほど身体機能の低下は進み、元の状態に回復するまでに長い時間がかかります。
病気や怪我がある程度回復したら、積極的に動くようにしましょう。

周囲の人間のサポートが厚く、本人が動かなくてもいい状況を作り上げてしまった

高齢者のそばに常に家族がいて、いつも助けてくれる状態にあると、本人が動かなくても日常生活に支障がない環境となってしまいます。
家族がベッドまで食事を運んでくれ、ベッドの横にはポータブルトイレが置かれており、部屋から出なくても不自由なく生活できる環境だと、本人が体を動かす機会が減ってしまいロコモとなってしまう可能性があります。

本人が元気に動けるうちは、できることはできるだけ本人が行うようにしましょう。
転倒予防のための手すりなどを設置することで、安全に動ける環境を整えます。多少の段差や階段があっても動く機会を増やしましょう。

「転倒したら骨折してしまう」と大事にしすぎて体を動かさない

転倒したら骨折して寝たきりになるという恐怖心や不安から、慎重になりすぎて、本人自ら動くことを制限している場合があります。
高齢者は体を動かさなければ、身体機能はどんどん低下していきます。

本人が転倒の恐怖心や不安を抱えている場合には、なぜそう感じるのか話し合ってみましょう。
以前よりもふらつきを感じる、つまずきやすい、足が思うように前に出ないなど、本人しかわからないような小さな変化が起こっているのかもしれません。

どうすれば、不安を感じず動けるようになるかを本人と考え、手すりの設置や家具のレイアウト変更などを検討してみましょう。

解決方法がわからない場合は、かかりつけ医や行政の相談窓口に相談してみましょう。

ロコモ(ロコモティブ症候群) 高齢者
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